【保存版・読書レビューまとめ】朝ドラの実在モデルになった人たちの本を読んでみた

【保存版・読書レビューまとめ】朝ドラの実在モデルになった人たちの本を読んでみた
目次

なぜ「朝ドラ実在モデルの読書レビュー」なのか?

朝の連続テレビ小説(通称「朝ドラ」)には、実在の人物をモデルにした作品が数多くあります。
しかし「実際の人生」はドラマとは異なる点も多く、書籍を読むことで初めて知る事実も少なくありません。

この記事では、実在モデルとなった人物5人に関する読書レビュー記事をまとめました。
朝ドラを楽しんだ方、人物像を深掘りしたい方に向けた「保存版」まとめです。

📊 実在モデル5人+αの比較一覧(作品名・人物名・書籍名)


実在の人物朝ドラ名放送期間モデルとなった役名(俳優)関連書籍NHK公式
安藤百福まんぷく2018年10月~2019年3月立花萬平(長谷川博己)『安藤百福 一日一得』NHK公式
平川唯一カムカムエヴリバディ2021年11月~2022年4月平川英一(さだまさし)『平川唯一とラジオ英語の時代』NHK公式
柳瀬嵩(やなせたかし)あんぱん2025年春予定柳瀬嵩(北村匠海)『アンパンマン誕生までの物語』NHK公式
牧野富太郎らんまん2023年4月~9月槙野万太郎(神木隆之介)『牧野富太郎 雑草という草はない』NHK公式
吉行あぐりあぐり1997年4月~10月吉行あぐり(田中美里)『梅桃が実るとき』NHK公式
大橋鎭子とと姉ちゃん2016年4月~10月小橋常子(高畑充希)『「暮しの手帖」とわたし』NHK公式

👤 各人物と書籍の紹介

平川唯一(カムカムエヴリバディ)

平川唯一(ただいち)さんは、戦後日本に希望を届けたラジオ英語講座「カムカム英語」の講師として知られています。

岡山県の農家に生まれ、16歳でアメリカへ渡り、異国の地で英語を学びながら奮闘しました。

帰国後、NHKの英語講座を担当し、親しみやすい語り口で全国の人々に英語を広めました。

戦後の混乱の中、「英語を学ぶことで未来を切り開こう」と呼びかけた彼の姿勢は、多くの人々に勇気を与えました。

その生涯を知ると、彼の挑戦と情熱に心を動かされることでしょう。

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やなせたかし(あんぱん)

柳瀬嵩(やなせたかし)さんは、子どもたちの心に残るヒーロー「アンパンマン」を生み出した絵本作家です。

1919年に東京で生まれ、幼少期に父を亡くし、母の再婚を機に高知県へ移り住みました。

戦争では従軍し、弟の戦死を経験するなど、波乱に満ちた人生を歩みました。

戦後は新聞社で働きながら漫画家を志し、長い下積みを経て「アンパンマン」を世に送り出しました。

彼の作品には、戦争の記憶と「本当の正義とは何か?」という問いが込められており、ただのヒーロー物語ではない深いメッセージが宿っています。

この生い立ちを知ると、アンパンマンの優しさと強さの背景にある、やなせさんの人生哲学がより鮮明に感じられますね。

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吉行あぐり(あぐり)

吉行あぐりさんは、日本の美容業界の草分け的存在として知られる人物です。

1907年、岡山県に生まれ、若くして作家・吉行エイスケと結婚。

その後、美容師としての道を歩み始めました。

戦争や夫との死別など、幾多の困難を乗り越えながらも、美容室を開業し、90歳を超えても現役で活躍しました。

彼女の生き方は、ただの美容師ではなく、時代を切り開いた女性の象徴とも言えるでしょう。

朝ドラ『あぐり』のモデルとなった彼女の人生を知ると、その強さとしなやかさに心を打たれますね

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牧野富太郎(らんまん)

牧野富太郎さんは、「日本の植物学の父」と称される偉大な植物学者です。1862年、高知県の造り酒屋の家に生まれ、幼少期から植物に強い興味を持っていました。3歳で父を、5歳で母を亡くし、祖母に育てられた彼は、独学で植物学を学び、やがて東京帝国大学で研究を続けるようになります。

彼は生涯にわたり、日本全国を巡りながら植物を採集し、1,500種以上の植物に学名を付けるという驚異的な業績を残しました。さらに、植物図鑑の刊行にも尽力し、今日の植物分類学の礎を築いた人物です。

朝ドラ『らんまん』の主人公・槙野万太郎のモデルとなった彼の人生を知ると、植物への情熱と探究心がどれほど深かったのかが伝わってきますね。

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安藤百福(まんぷく)

安藤百福さんは、世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を生み出した実業家です。1910年、日本統治時代の台湾に生まれ、幼少期から商才を発揮しました。戦後、日本で事業を展開し、一時は日本一の資産家と呼ばれるほどの成功を収めましたが、国家との軋轢によりすべてを失います。

しかし、そこから再起し、ラーメンの可能性に着目。自宅の小屋で試作を重ね、1958年に「チキンラーメン」を開発しました。その後も「カップヌードル」を世に送り出し、世界の食文化を変えました。彼の人生を知ると、逆境を乗り越える強さと、食を通じて社会に貢献する情熱に心を打たれますね。

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大橋鎭子(とと姉ちゃん)

大橋鎭子さんは、日本の編集者・エッセイストであり、生活雑誌『暮しの手帖』の創刊者です。1920年に生まれ、幼少期に父を亡くし、家族を支えるために奮闘しました。

戦後、日本読書新聞で編集の仕事を始め、花森安治氏とともに『暮しの手帖』を創刊し、消費者目線の雑誌作りに尽力しました。

その生涯を通じて、暮らしの質を向上させることを使命とし、多くの読者に影響を与えました。2013年に93歳で亡くなりました。

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🔍 共通点と相違点|読んで見えてきたこと

  • 戦前〜戦後を生き抜いた逞しさ
  • 社会的な壁を乗り越える「自分流の戦い方」
  • 誤解や偏見を受けながらも志を貫いた信念

一方、読み比べると朝ドラで描かれたキャラクターと現実の人物像に違いも明らかになってきます。
単なる美談では終わらない、「実話の重み」を感じられる読書体験となりました。


📚 今後の予定・更新予告

今後も、朝ドラに登場した実在モデルの書籍レビューを随時追加予定です。
気になる人物・作品があれば、お問い合わせフォームで教えてください!

パンチです

どうぞお知らせ下さいね!


📝 さいごに

ドラマだけではわからない、「本当の人生」に触れることができるのが伝記や回想録の面白さですよね!
皆さんもこの機会に、朝ドラの“その先”を知ってみませんか?

ピーチです!

また見に来て下さいね!
👉https://www.makoto-lifecare.com/

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