森半・阪急うめだ本店で出会った「屋久島産 さえみどり」──記憶を呼び起こす一杯のお茶

屋久島産の銘茶「さえみどり」と湯呑に注がれた鮮やかな緑茶。深みのある色合いと豊かな香りが特徴で、森半・阪急うめだ本店で出会った一杯を象徴する写真。

約1年ぶりに阪急うめだ本店へ行く機会に恵まれ、老舗森半で、お茶を買ってきた際のお話です。

阪急うめだ本店の入り口の写真。

引用元:阪急うめだ本店ホームページ

2025年農林水産大臣賞を受賞した銘茶について記事にする際に全国各地のお茶について学んだため、

そのお茶を一度試してみたいと考えて来店させて頂いたのです。

残念ながら該当する商品のお取り扱いはありませんでしたが、代わりにご紹介頂いたおすすめのお茶のお陰で

楽しい体験をすることができました!

「屋久島産 さえみどり」が遠い記憶が鮮やかに蘇る、素敵なきっかけを与えてくれたのです。

パンチです

最後までお楽しみくださいね

目次

森半のイチ押し! 屋久島産 「さえみどり」との出会い

私のお茶の好みを「ガッツリとした風味で、色合いの美しいお茶」とお若い店員さんにお伝えしたところ、

「屋久島産 さえみどり」をご紹介いただきました。

鹿児島県産のお茶が全国一の生産量となったという話はニュースで聞いておりましたが、

京都宇治の老舗である森半が、イの一番に紹介するのが屋久島産のお茶であったことから、

その品質にも絶大な信頼を得ていることが伺えました。


鮮やかな緑色と深みのある旨味が特徴とのことで買い求めた後、家に帰って頂いたところ

「初めて飲んだ気がしない、すごく懐かしい味」

はるか遠い昔に、祖母の家を訪ね、その手料理を頂いた後に飲んでたお茶を思い出しました。

一杯頂くだけで、何十年も前の記憶を呼び起こすことができる「お茶の底力」は偉大ですね。

京都宇治産の玉露(ぎょくろ)の茶葉が「おひたし」に?

今回、私は「玉露」を初体験することとなりました。

私の出身地・福岡県に位置する八女(やめ)は全国的にも有名な玉露の名産地であり

25年連続で農林水産大臣賞産地賞を受賞しているのですが、

私は今まで玉露を買って飲んだことがなかったのです。

そこで店員さんに相談したところ、京都 宇治産のものを紹介頂きました。

「玉露はぬるめのお湯でゆっくり出して味わうのが基本なんですよ」と、丁寧に説明してくださいました。

自宅に戻り、早速、「宇治産 玉露」を頂いてみましたところ、「さえみどり」とは対極にある、

甘みタップリで渋みのない、抹茶のような優しいお茶を愉しむことができました。


「出涸らしになった玉露の茶葉は、『おひたし』のように食べられるんですよ」という興味深いお話を

商品購入の際に教えて頂いていたので、色々な調味料で試してみました。

私の好み、結果発表です‼

優勝🏆:麺つゆ

準優勝🥈:青しそドレッシング

3位🥉:ポン酢

ピーチです

次回は、胡麻も用意したいと思います🐾
皆さんも、どうぞお試しくださいね

森半のはちみつ紅茶、すごく美味しいんですよ‼

またお茶以外の話題にも花が咲きました。

私がバレンタインデーのお返しとして森半の「しあわせのはちみつ紅茶」を職場の同僚に贈った際、

そのパッケージデザインの「絶妙なダサさ」にちょっと怪訝そうな顔をされたのですが、

翌日の朝、その美味しさに感激した彼女たちが朝一番でお礼に来てくれたことがありました。

そのお話を店員さんにしたところ、とても嬉しそうに耳を傾けてくださいました。


森半プロデュースの割れない急須「Chasta(チャスタ)」の意外な機能

そしてもう一つ、思いがけない発見がありました。

森半が販売している急須「Chasta(チャスタ)」を私が愛用しているとお話ししたところ、

店員さんがその構造について詳しく教えてくださいました。

付属のプラスチック製フィルターには茶葉の大きさによって“適した向き”がある点、

説明書に書いてあるのに今まで気付きませんでした。

フィルターの穴は表と裏で微妙に穴の径が異なった円錐状の構造になっており、

湯の通り方や目詰まりのしにくさが変わって、茶葉の詰まりが大幅に軽減する仕組みなのでした!


まとめ

お茶の美味しい淹れ方以外にも、茶器の小さな工夫やデザインなど、老舗・森半らしいお心遣いを堪能し、

おかげさまで、お茶の奥深さに触れ、心満たされて店を後にすることができました。

みなさんも、ぜひ機会を見つけて、自分好みの「お茶」を探しに行かれてみてはいかがですか?

きっと新たな出会いが、日々の暮らしを一層豊かなものにしてくれると思いますよ。

パンチです

ご覧いただきありがとうございました

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