鹿児島茶– tag –
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お茶・茶文化
森半・阪急うめだ本店で出会った「屋久島産 さえみどり」──記憶を呼び起こす一杯のお茶
約1年ぶりに阪急うめだ本店へ行く機会に恵まれ、老舗森半で、お茶を買ってきた際のお話です。 引用元:阪急うめだ本店ホームページ 2025年農林水産大臣賞を受賞した銘茶について記事にする際に全国各地のお茶について学んだため、 そのお茶を一度試してみたいと考えて来店させて頂いたのです。 残念ながら該当する商品のお取り扱いはありませんでしたが、代わりにご紹介頂いたおすすめのお茶のお陰で 楽しい体験をすることができました! 「屋久島産 さえみどり」が遠い記憶が鮮やかに蘇る、素敵なきっかけを与えてくれたのです。 最後までお楽しみくださいね 森半のイチ押し! 屋久島産 「さえみどり」との出会い 私のお茶の好みを「ガッツリとした風味で、色合いの美しいお茶」とお... -
お茶・茶文化
「世界お茶まつり2025」に賭ける静岡茶の逆襲──“日本一陥落”からの再起戦略とは?
2025年10月、「世界お茶まつり2025」が静岡市で開催されます。この一大イベントの裏にあるのは、「静岡茶の復活」という並々ならぬ経済的使命です。 静岡県といえば、かつては日本茶の王者。ところが今、その地位は揺らいでいます。鹿児島県が2024年、ついに荒茶生産量で静岡県を上回り、日本一となったのです 長年トップに君臨してきた静岡が、統計上でも“過去の王者”になった瞬間でした。 そんな中、静岡県が全力で仕掛けるのが、この「世界お茶まつり2025」。これは単なる観光イベントではありません。静岡茶を“再び経済の主役に戻す”ための、四季をまたいだ戦略的プロジェクトなのです。 第1章:失地回復へ──静岡茶が抱える危機感 静岡県は今、かつてないほど“お茶を売る”ことに真... -
お茶・茶文化
なぜ日本大使館で“抹茶サワー”?──鹿児島製茶が挑んだ“宇治ブランドの壁”
なぜ、よりによって“抹茶サワー”だったのか? アメリカ・ワシントンD.C.の日本大使館という格式高い舞台に、鹿児島の製茶会社が参加して行ったプロモーションイベント。その場で振る舞われたのは、茶道の象徴とも言える本格抹茶ではなく、まさかの“抹茶サワー”だったのです。 すでに宇治の名門ブランドがひしめくアメリカ市場で、なぜ鹿児島製茶はあえてアルコール入りという“意外性の一杯”で勝負に出たのでしょうか?そこには、日本の茶産業がこれから世界で生き残るための、ある戦略的な選択肢が見え隠れしているのです。 NHK鹿児島が報じた“抹茶サワー外交”と、日本でのその存在感 2025年6月、NHK鹿児島放送局が一本のローカルニュースを報じました。舞台はアメリカ・ワシントンD.C.... -
お茶・茶文化
世界へ羽ばたく鹿児島茶、今まさに新たなステージへ
✔ この記事でわかること ▶ 世界的な抹茶需要拡大と輸出を見据えた鹿児島の成長戦略 ▶ 鹿児島が荒茶・有機茶で全国一位となっている現状 ▶ 宇治ブランドと競いつつ独自の鹿児島ブランドを確立しつつある動き 全国一位の荒茶生産量、国内最多の有機JAS認証面積、そして数億円規模の「てん茶」加工工場が続々と稼働開始──。 鹿児島県は今、世界に向けた抹茶輸出という新たな挑戦の真っ只中にいます。 鹿児島県では単に収穫量が多いペットボトル飲料用の茶葉の収穫量を増やしているわけではありません。 健康志向とともにグローバル市場での存在感を増す「抹茶」、その原料生産地として、鹿児島は国内においても、そして世界の中でも確実に台頭しつつあります。 本記事では、抹茶をめぐる世...
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