経済ニュース– category –
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もっと早く契約しとけばよかった…楽天カード×楽天モバイルで“実質月546円”の驚き生活!
日々の支払いで「どうせ払うならポイントを貯めたい」と思うのは当然のこと。私自身、楽天カードは以前から使っており、日常のスーパーでの買い物や病院での支払いなどで貯めたポイントを楽天市場で使えるのは「お得だな」と感じていました。 ところが、昨年から楽天モバイルにも加入してみたところ、そのお得度が一気に跳ね上がったのです。月額基本料金の安さはもちろん、何より驚いたのが「ポイントの貯まり方」で、もっと早く契約しておけばと後悔しています。 実際に、2025年1月〜5月のたった5ヶ月間で、楽天モバイル契約者特典として4,844ポイントもSPU(スーパーポイントアップ)で付与されていました。つまり、月額1,078円(税込)の基本料に対し、実質負担はたった546円だった... -
ガスト店長、年収1000万円超の裏側──私が経営者なら「店ごと」譲渡します!
すかいらーくホールディングス(以下 すかいらーくHD)が導入した店長年収1000万円超制度は、人手不足解消と利益率向上という二つの難題に挑む革新的な試みです。 同社は「店長年収1000万円超」の新制度を導入を発表しました。従来の上限840万円から大幅アップとなるこの施策は、各メディアで「飲食業界の人手不足を救う、夢のある制度」とされる中、Yahoo!ニュースでは「相当きつそう」というその実現に疑問を投げかける報道も一部ありました。 Yahoo!ニュースの記事にも取り上げられているように、この取り組みの短期的成果として店長のレベル底上げだけではなく、成功ノウハウも社内に蓄積されて機運も高まることでしょうが、確かに実現するにあたっては様々な問題が生じそうですね... -
丸亀製麺が築く働きがいと未来─直営主義が生む熱血社員たちのリアル
「従業員の幸せなくして、KANDO(感動)は生まれない。」 多くの外食チェーンが掲げるこの理念を、真に行動で示せる企業はどれほどあるでしょうか? トリドールホールディングスが展開する丸亀製麺の山口寛社長は、全店舗を自ら訪問するほど現場主義を貫きます。社員やアルバイトからの評価は高く、経営目標も次々と達成。企業のエンゲージメントは業界屈指です。一見「厳しいブラック企業」と映る環境の中で、働く人々が語るのは「他社とは違う」という誇りと忠誠心。この「時代遅れ」とも思われがちな価値観が、いま、なぜ復活し、機能しているのか? 本記事では、丸亀製麺の「構造」と「熱」、その秘密に迫ります。 なぜ丸亀製麺は“ブラック寸前”でも人が辞めないのか? 丸亀製麺が“... -
すかいらーくに残された“最後の切り札”とは──資さんうどん?バーミヤン?それとも…
かつて「ファミレス王国・日本」を築いたのは、まぎれもなくすかいらーくグループでした。ドリンクバーの先駆けとして外食文化を変革し、全国すべての都道府県への出店を達成。「ガスト」の1,000店舗体制は、“国民的ファミレス”の象徴とも言える存在でした。 しかし今、ファミリーレストランという業態そのものが、大きな転換点に差し掛かっています。家族での外食は「ファミレス」から「回転寿司」や「焼肉食べ放題」へ、単身層の“ちょい食べ”は「コンビニ」や「フードコート」へ──利用シーンそのものが分散し、ファミレスの役割は徐々に薄れつつあるのです。 その変化に最も苦しんでいるのが、皮肉にもこの業態の先駆者であるすかいらーく。特に「ガスト」には、今や“何を食べに行け... -
すかいらーく最後の切り札は「しゃぶ葉」-FC転換がもたらす経営再建の道すじ
全都道府県制覇、ドリンクバーの先駆け、千店舗達成──かつて“外食の王者”と呼ばれたすかいらーくグループは、今や時代の変化に取り残され、その主力ブランド「ガスト」は「オワコン化」による低収益体質が深刻化しています。 経営再建への道すじを探るなか、私たちが見つけた唯一の希望の光が──「しゃぶ葉」業態への転換とその後のフランチャイズ(FC)展開です。 この再建シナリオには、コメダ珈琲のフランチャイズモデルという最高のお手本があります。 しゃぶ葉は、すでにその条件を満たす“構造”を持っており、すかいらーくに残された“最後の切り札”として、この仕組みを本気で取り入れられるかどうか、その覚悟が今後の命運を分けます。 残された時間は、そう多くはないのです。 な... -
20代に流行中の「静かな退職」、その末路──「窓際貴族」との違いとは?
静かな退職と窓際貴族の決定的な違いを解説しながら、将来に向けた戦略的な選択肢を提案します。 -
50代で職を失うとき──自分の力を“活かす”のか、“生きる”のか
「会社に居座れるかわからない」という不安を抱えているなら、一度読む価値があるかもしれません。 -
“理想を掲げた者”と“理想を繋ぐ者”──Green Smile 橘佳慶と未来食堂 小林せかい
「ただめしを食べさせる食堂」として注目を集め、10年近く黒字経営を続けている未来食堂。一方、デザイン性とコンセプトで話題を呼んだ「日本一カッコいい、未来の八百屋」であるGreen Smileは、事業継続を2025年5月に断念しました。 どちらも、“理想を掲げて食のあり方に挑んだ”ビジネスでした。しかし、その理想が現実とどう交差し、どこで道を違えたのか——。 本記事では、皆さん自身が一人の経営者として、また社会人として「理想を持って何かを始めたい」と感じているのであれば、是非知っておいて頂きたい、理念と経営のバランス、そして継続できる仕組みとは何かについて、2つの事例から紐解いていきます。 Green Smileと未来食堂については、それぞれ以前に私が書いた記事にて詳... -
吉野家ラーメン事業の失敗は確定!あのときこうしていれば・・・
吉野家グループホールディングス(以下、吉野家HD)は、世界一のラーメン事業を目指すと発表しましたが、その成功への道は既に誤っていると言わざるを得ません。 では、具体的にどこで間違えたのでしょうか? 2025年5月、吉野家HDは「2029年度 売上3000億円、営業利益150億円」という大胆な目標を掲げました。そのけん引役として期待されたラーメン事業は、現状の「売上80億円、営業利益4億円」を、わずか5年間で「売上400億円、営業利益40億円」に成長させるという計画を発表。この業界最高水準である営業利益10%を達成する戦略は、報道各社でも注目を浴びました。 2029年度までに400億円目指す!ITmedia ビジネスオンライン 2034年度には提供食数を世界一に読売新聞 吉野家HDのラー... -
【ほぼ無理】吉野家ラーメン事業 中期経営計画 徹底分析
2025年5月19日、吉野家ホールディングスは2029年度までの中期計画にラーメン事業を据えて発表しました。 報道各社は一斉にそのニュースを「好意的」に伝えておりますが、詳細な分析を重ねた結果、この達成は「ほぼ無理」だと思われます。 2029年度までに400億円目指す!ITmedia ビジネスオンライン 2034年度には提供食数を世界一に読売新聞 この「ほぼ無理」な中期経営計画発表の背景には直近の決算で売上は前年比でアップしたものの「営業利益は前年比で8.4%のマイナス」となった反省を踏まえ、極めてチャレンジングなものを出さざるを得なかった事情によるものと思われます。 <2025年2月期決算:吉野家ホールディングス> 売上高:2,049.8億円(前年同期比 +9.3%) 営業利益:73.0...