FIREした独身者が直面する住まい問題─UR賃貸という合理的な選択

UR団地の前で桜を見上げるFIRE後の独身男性のイメージ。FIRE後の住まいとしてUR賃貸を紹介する記事のアイキャッチ
この記事でわかること
  • 持ち家生活は常にお金の不安が付きまとう
  • 衝撃!FIRE達成者、実は社会的弱者
  • UR賃貸は全ての退職者にとって合理的な選択肢

医療の進展により平均寿命が延びすぎた結果、多くの国民が「死ぬまで働く」ことが義務づけられた今の日本における豊かな人生の代名詞が「FIRE」達成です。

人一倍、若い頃から節約と蓄財に努力を重ねて、周りの人たちとは違うゴールを目指すのは、素晴らしい着眼点です。

そのFIREを達成するための手段であり、FIRE達成後の生活設計に当たっても「住宅の選択」は固定費と生活の質を左右する非常に大きなファクターです。

しかし私たちの暮らしを、更に一段階困難なものへと一変させているのが「インフレ」です。

その対応として、日銀は2026年6月に政策金利を1%へと引き上げ、金融機関は住宅ローン金利を引き上げることとなり、持ち家を持つハードルが高まったのです。

これを契機に20代、30代の現役世代が「一生賃貸で仕方が無いか・・・」と考え始めると、既に都市部で始まっている家賃高騰が各地で加速することは必至です。

既に首都圏のファミリー向け賃貸物件(3LDK)は「平均家賃 25万円/月」となっているそうですから、現役世代の夫婦が、収入との兼ね合いでダウンサイジングした物件を選択する人も増えることでしょう。

その結果、「駅近」「築浅」の好条件賃貸物件への入居希望者間の競争は激化して、2LDK、そして1LDKなどの単身者向け物件の家賃相場も上昇するのは明らかですよね。

仮に毎月の家賃が15万円だとして、年間の支払額は180万円ですから、相当大きな負担となりますね。

そして単純計算だと10年間では1800万円ですが、現在家賃相場は上昇の一途なので、これで収まるはずがありません。

私は老後、どこに住むか悩んでいましたが、「UR賃貸という合理的選択肢」が、不安を解消させてくれました。

手持ち資金が5,000万円にも満たない状態で、療養のため55歳で退職を決断せざるを得なかったのですが、「物価の優等生」であるUR賃貸のおかげで、心穏やかに毎日を過ごしています。

FIREを考えられている皆さん、そしてUR賃貸の魅力についてご存じでない皆さんにとって、知っておいて損はない情報をお伝えします。

パンチです

最後までどうぞご覧ください

目次

持ち家暮らしで常に感じる「お金の不安」

改めまして、こんにちは。私は55歳の無職の独身男性です。

2025年末に療養目的もあり人生2度目の早期退職をしました。

FIRE達成者に限らず、「老後はマイホームで、ゆっくり暮らしたい」と考える方は多いと思います。

実は私も1度目のサイドFIREをした2012年には、海の近くに新築のログハウスを「現金一括払い」で建てて住んでました。

しかし、その頃を振り返ると…

FIRE後の持ち家生活は常にお金の不安がつきまといました

最初の半年は、薪を割ったり、リビングの薪ストーブの綺麗な炎を眺めたりして優雅な時間を過ごし、サラリーマン時代の暮らしからは考えられない、幸せな時間を満喫していました。

しかし、震度4を記録する比較的大きな地震の揺れや、過去に例を見ない勢力の台風の襲来にビクビクする経験を重ねるたびに、今までに経験したことが無い「精神的なプレッシャー」を感じるようになりました。

「もしも自然災害で家が全半壊したら、生活再建できるのか?」

大規模災害で家に甚大な被害が出てしまったら、火災保険で修繕費用が満額出る訳ありません。

既に住宅ローンを完済していたとしても、今後の生活費にプラスして生活再建のためのコストが発生するのは、無職の人間には精神的な負担も不安も大きいのです。

また幸いなことに自然災害に見舞われなかったとしても、築10年を超えたあたりから、経年劣化による100万円単位の修繕費は確実に発生します。

専門業者さんのホームページで調べてみたところ、一般的な30坪程度の家では…

  • 屋根葺き替え:100〜200万円
  • 外壁塗装  :80〜150万円
  • 給湯器交換 :15〜35万円

その他にも「キッチン・お風呂の排水管の詰まり」や「シロアリ駆除」、人によっては「太陽光発電パネル」など、考え出すとキリがないほど持ち家はリスクだらけなのです。

安定収入が約束されているのであれば問題ないかも知れませんが、平均年収にも満たないサイドFIRE中の私は、住宅ローン残高がゼロでも耐えられませんでした。

持ち家ではお金の心配は一生つきまとうことに気がついたので売却して、現在は都会のUR賃貸で暮らしています。

マンション住まいでは近所の迷惑にならないよう足音などに神経を使いますし、逆に隣家の生活音に悩まされることがあったりと不自由なことはありますが、圧倒的に今の賃貸暮らしに「解放感」を感じています

  • 手持ちの現金を自分の裁量だけで使える安心感
  • 修繕費や災害リスクを気にしなくていい精神的な余裕
  • 守るべき資産がなく、いつでもどこにでも引っ越せる自由

この3つが合わさって、私は次の結論に至りました。

「FIREを達成して退職後、賃貸を選択する価値は、大いにあり」

少しでも共感して頂いた皆さんは是非次の章もご覧くださいね。


FIRE達成者、実は社会的弱者なんです

ある意味で人生の勝ち組であるFIRE達成者は、退職後に驚きの洗礼を浴びることとなります。

サラリーマン時代には決して気づけないのですが、ひとたび会社を離れて「無職」となると、たとえ小金持ちであっても、信じられないくらい社会的に弱い立場となるのです。

実家暮らしでもなく、そして持ち家でもなければ、必然的に生活の拠点が民間の賃貸住宅となりますが、

  • 保証人がいない独身者
  • 安定収入がない無職

というケースでは、年齢や所有資産の多寡に関わらず入居を断られるケースが多いんです。

FIRE達成者の「保証人不在問題」

最近は晩婚化を通り越して一生涯を独身で過ごす男女が増えてきました。

更に親と早々に死別したり、考え方が合わず距離を置くケースなど、様々な理由で保証人をお願いする親族がいないという方は意外と多いのではないでしょうか?

また親しい友人に保証人を頼むのは、大切な間柄だからこそ頼みにくいですよね。

「お金で片付くから身元保証人代行サービスを!」とお考えの方もいらっしゃると思いますが、その費用は数十万円に上ることがあると聞きますし、運悪く悪質業者と契約してしまったために、解約時に高額な違約金を請求されるトラブルも報告されています。

👉身元保証人代行サービス対処法は?

小金持ちとなってFIRE生活を決め込んだとしても、いざ賃貸借契約を締結するにあたって、無職、そして何よりも「保証人不在」は大きな足かせとなるのです。

私が2012年3月に41歳で1度目の早期退職をした際、新居完成までの6ヶ月間に仮住まいする場所が決まらず、すごく困った経験をしました。

賃貸物件を所有される大家さんの立場で考えてみれば、身寄りのない独身男を6ヶ月間住まわせても、せいぜい50万円程度の家賃収入ですが、孤独死された場合の特殊清掃コストは家賃収入を上回り、「事故物件」となってしまったら、「空き家リスク」が高まるのです。

保証人がいないような相手に部屋を貸したくないと考えるのは当然ですよね。

なんとか不動産屋に頼み込んで紹介してもらった賃貸物件は、壁も天井も薄い2階建てアパートの1階でした。
昼間でも薄暗く湿っぽく、2階の住人の生活音が昼も夜も直接響くという劣悪な物件でしたが、保証人不在の私は我慢するしかありませんでした。

芸能人でも賃貸借契約を断られる現実

タレントのウェンツ瑛士さんも、芸能人という華やかな職業であるにもかかわらず、希望する物件の賃貸契約を何度も断られた結果、35年ローンで家を買う決断に至ったと語っていました。

顔や名前が売れている芸能人でも断られるのであれば、「独身・無職の一般人」なら、なおさら障壁が高い理由も理解できますし、年齢を重ねた高齢者で、保証人がいない場合は事態がより深刻です。

退職後の賃貸暮らしでは更新タイミングで「老朽化により建替予定なので退去してください」と、それっぽい理由で追い出されてしまうと、次に住む場所が簡単には見つからないという事態が生じてます。

2024年(令和6年)に「住宅セーフティネット整備法」が成立し、高齢者の入居を拒まない物件の普及を促進していますが、大家側の「孤独死リスク」や「滞納リスク」が根強いためか対応が追い付いていません。

UR賃貸でも一部の老朽化物件を対象に「高齢者向け住宅」として順次募集していますが、すぐに空室が埋まってしまう状況となっています。

そのような事態に巻き込まれず、長生きリスクを解消するために若いうちから出来ることは、次のとおりです

  • 現役のときから「老後安心して住める賃貸住宅」を確保すること
  • 老後の生活を支える「金融資産」を新NISAなどで蓄えること

ご注意!FIRE達成者、クレジットカードも作れないですよ

私が退職後、西友系列のスーパーで買い物していた際、申込するだけで500円の金券がもらえるクレジットカード作成をお願いされました。
損はしないので応じてみたところ、見事に「落選」しました。

所有資産を書く欄もあって、「1千万円以上」にチェックを入れたのですが、やはり無職では駄目なんですよね。

退職前に楽天カードを作ってて、本当に良かったです。

ピーチです

“保証人”も”安定収入”もないと
民間賃貸借りるの大変なんですよ


公営住宅はFIRE達成者に向いている?

民間の賃貸契約が難しいのであれば、公営住宅はどうでしょうか?

残念ながら以下の理由でFIRE達成者には全くお薦めできません。

1.所得基準

家賃が1~2万円/月程度と格段に安いというメリットがありますが、公営住宅の所得基準は「公営住宅施行令」で全国一律に定められており、例えば大阪府営住宅に独身の方が入居するには「年間給与収入0~388.8万円」といった条件を満たす必要があります。

👉府営住宅/大阪府ホームページ

2.入居までの待機時間の長さ

公営住宅の入居申請後に抽選・審査・入居準備などを経て鍵の引き渡しまで2〜3ヶ月程度かかることは大きなデメリットです。

3.設備の古さ

公営住宅は1970年代に建設されたものが多く、現代の快適な住環境とは大きな違いがあります。

  • エレベーターなし
  • 断熱性能が低い
  • ネット回線が遅い
  • 3点ユニットが主流

極限まで生活費を削りつつ経済的自由を目指す「リーンFIRE民」を除き、公営住宅はおすすめできません。

<3点ユニット画像>

古い公営住宅で用いられる3点ユニット(バス・トイレ・洗面台一体型)の画像

UR賃貸がFIRE独身者に合理的な理由

FIREを達成した独身者へのお薦めが、現在私もお世話になっている「UR賃貸」です。

軽快なTVCMでもお馴染みの通り、UR賃貸の最大の特徴は次の通りです。

  • 保証人不要 そして 保証料なし
  • 初期費用 実質無料(礼金・仲介手数料なし、敷金2ヶ月分も返金可)
  • 更新料なし(将来の家賃値上げも、ほぼ「なし」)
URの広告モデルである吉岡里帆さんと千葉雄大さんの画像

引用元:UR賃貸住宅ホームページ

この「保証人不要」のキーワードが魅力的で私はURに興味を持ち調べてみた結果、

「URは低所得者向けの公営住宅ではない」ということに気がつきました。

URは古い団地のイメージがありますが、実は中所得者以上の方を対象としていて、首都圏では毎月の家賃が30万円以上となる新築タワーマンションなど高所得者層をターゲットにした物件も管理しているのです。

UR賃貸が運営するタワーマンション「I-linkタウンいちかわザタワーズイースト」の画像

I-linkタウンいちかわザタワーズイースト (引用元:UR賃貸住宅ホームページ)

また無印良品とタッグを組んだお洒落なライフスタイルを提案する「団地リノベーション プロジェクトMUJI X UR」も全国で展開してます。

UR賃貸が無印良品と提携している「MUJI X UR 団地リノベーションプロジェクト」のお洒落な部屋のサンプル画像

👉MUJI×UR|UR賃貸住宅

「MUJI X UR」を含むURへの入居にあたっては先着順の申込で、公営住宅のような抽選制度ではありません。
実は私も狙っていた物件をタッチの差で取られてしまい、現在入居中の部屋は第2希望でした。
人気の物件は募集が始まったらすぐに契約済みとなりますので、素早い行動が必要です。

申込時には審査があり、給与所得者は物件ごとの家賃に応じた一定額以上の収入があることを源泉徴収票などを提示して証明する必要がありますが、退職後に安定収入がないFIRE達成者の方は次のいずれかの資産審査条件を満たすことでクリアとなります。

  • 家賃1年分の前払い
  • 家賃100ヶ月分の預貯金証明

今まで紹介したUR賃貸の特長を、民間賃貸・公営住宅と比較した表をご用意しましたのでどうぞご参照ください。

項目UR賃貸民間賃貸公営住宅
保証人不要必要な場合が多い不要な自治体あり
初期費用敷金のみ非常に高い敷金のみ
入居審査資産審査のみ保証人審査所得基準あり
家賃水準やや高いピンキリ低い
入居難易度入りやすい無職・独身は厳しい待機時間が長い
設備の質ピンキリピンキリ古い物件が多い
向いている人FIRE層、高齢者世帯保証人がいる人低所得者

初期費用が抑えられるのもURの魅力です。

CMでのコメント通り、礼金・仲介手数料がないということに加えて、

「鍵の交換費用」「お部屋のクリーニング代」「高額な火災保険への強制加入」など

民間賃貸で契約時にありがちな初期費用高騰に繋がる「ぼったくり条項」は一切ありません。

UR賃貸の正式名称は「独立行政法人都市再生機構」です。

国が全額出資し、国土交通大臣が主務を務める「国営団地」なのですから、当然ですね(笑)

なお、SUUMOで探した近隣の民間賃貸の初期費用は「40万円」を優に超える金額を提示されました。
今回、私がURに支払った初期費用は家賃2ヶ月分の「敷金160,200円」だけでした。

しかもこの敷金、退去時に住人の過失による破損・汚損がなければ「全額」戻ってきますから、

「初期費用は実質無料」なのです。

UR賃貸を選ぶと、初期費用だけでも40万円浮くのです。

更新料なし」、これ、実はUR最大の魅力です

UR賃貸、実は家賃値上げの心配、ほぼゼロです!

民間賃貸契約では「更新料として2年に1度、契約継続のため家賃1.5~2ヶ月分」を支払うことが一般的です。

そして、その更新タイミングで家賃の値上げが伝えられることが増えており、1LDK物件であれば3~5%位、3LDK物件では10%程度の家賃値上げが相場のようです。

「借地借家法 第32条」では、大家からの一方的な家賃値上げを求められた住人を保護されてますが、近隣物件の家賃相場相当の値上げであれば裁判を起こしても勝ち目は薄いようですから、民間賃貸物件の家賃を抑えることは至難の業です。

これを解消するのがUR賃貸で、「更新料なし」で、「契約後の家賃上昇が”ほぼ”ない」という点です。

UR賃貸は国が100%出資する「都市再生機構」が運営しており、
民間の個人大家や外資系ファンドのように
「周辺相場が上がったから、次の更新で5%上げます」
といった機動的(強気)な値上げを簡単には行いません。

この点について月々の家賃8万円の物件を例にして比較してみましょう。

2年に1度、更新料支払いと5%相当(4,000円)の家賃値上げがある場合、10年間の累計支払額は「11,100,000円」です。
更新料・家賃の値上げがないUR賃貸では10年間の支払額は「9,600,000円」ですから、「差額は1,500,000円」です。

期間毎月の家賃2年間の家賃更新料(1.5ヶ月)累計支払額
1〜2年目¥80,000¥1,920,0000¥1,920,000
3〜4年目¥84,000¥2,016,000¥126,000¥4,062,000
5〜6年目¥88,000¥2,112,000¥132,000¥6,306,000
7〜8年目¥92,000¥2,208,000¥138,000¥8,652,000
9〜10年目¥96,000¥2,304,000¥144,000¥11,100,000

そして30年後の民間賃貸の家賃は136,000円/月で、累計支払額は 約4,119万円
UR 賃貸は80,000円/月で据え置きのため、累計支払額 2,880万円です。

同じ家賃の物件を選んでも差額はなんと「約1,239万円」です
まさに「物価の優等生」
超富裕層以外の庶民にとってUR賃貸は魅力的な選択肢なのです。

更新時期、実は「退去宣告タイミング」です!

更に民間賃貸住宅では、更新タイミングで独居老人に対して退去を迫るケースが報道されています。

しばらく入院して帰宅したところ、鍵が付け替えられていて、家財道具が全て廃棄されてしまっていたりするそうです。

孤独死リスクや痴呆による周辺住民への迷惑行為の恐れなど、大家さん側の「迷惑なので出て行って欲しい」という考えも分からなく無いですが、追い出される借主からしてみたら、たまったものではありません。

しかし、「建物老朽化に立て替えに伴う退去のお願いなんです」と巧妙に説明づけられると、覆すのは至難の業でしょうから準備は必要なのです。

「物価の優等生」であり「国営団地」であるUR賃貸物件では、ルールを守って滞納なく家賃を支払っている限り、独身高齢者である私たちも安心して生活を送ることができるのです。

ピーチです!

「検討する価値あり」ですよ!

私が今の賃貸物件を選んだ条件とは?

私が現在住んでいるUR賃貸物件は大変人気で、現在募集中の単身向け物件の空室は2部屋のみでした。(2026年3月27日現在)で人気の物件です。

では私がこの部屋を選んだ条件・理由について紹介したいと思います。


家賃は月8万円前後

先ほども触れた通りURの家賃は民間賃貸相場と比較して同等に設定されてます。

しかし、家賃値上げがないUR賃貸に長期居住すると、将来的に、民間賃貸よりも格段に安くなるのです。

私は「築30年」「2DK」の物件を「家賃月80,100円+共益費4,900円」で契約しましたので、退去するか、私が死ぬまで、この金額で「ほぼ確定」となります。

そして部屋に据え付けの給湯器が故障しても、共用設備のエレベーターが故障しても、追加の自己負担がゼロなんです。

設備修繕積み立て金が実は足らないかも知れない「分譲マンション」とは段違いの安心感ですよ。

駅から徒歩15分圏内

UR物件は駅から少し離れていてバス利用が一般的ですが、日々の通勤から解放されたFIRE民にとっては問題ないかも知れません。

私が住んでいる物件は最寄り駅まで徒歩15分圏内という中途半端な距離ですが、今のところ、徒歩での行き来も苦になりませんし、むしろ良い運動になってると感じています。

大阪の中心地「梅田」まで、家から30分ちょっとで到着できて、往復の交通費も600円程度なので、買い物や友人との会食もストレスなく予定が組めて満足しています。


必須設備はエレベーターとカーシェア

URは建設時期により団地内でも設備が異なるので、私は絶対外せないポイントを2つ絞りました。

  • エレベーターが各階に停まる
  • カーシェアスポット(Times)が団地敷地内にある

必要な時だけ車を使えるというカーシェアスポットの存在は、固定費の削減だけでなく、いざというときの安心感にも繋がると考えていました。

👉カーシェアリングのタイムズカー

しかし、カーシェア利用に大きな落とし穴があることに気付き、私は一度も利用していません。

詳細はこちらの記事をご覧ください。


住民トラブルリスクが低そうなところ

集合住宅である以上、どこでも住民トラブルの可能性もあります。

URの契約者は審査を通過した人ですが、「契約者」と「実際に住んでいる人」が異なる場合もあります。

筆者が撮影した、とあるUR賃貸住宅のエレベーター内に貼られていた「お願い」文書の写真。深夜の騒音の迷惑行為を止めるようお願いされてます。

UR賃貸物件の中には、自治体が借り上げて生活保護者向けの住宅として利用していたり、法人契約名義の部屋に外国人技能実習生が住んでいるケースもあります。

そのため事前に現地を見て雰囲気を確認しておくことが重要だと思います。

添付の写真は藤井寺のUR賃貸物件のエレベーター内に掲示されていた貼り紙です。
騒音トラブルを起こす輩がいるようなので、部屋の中を見ることなく、速攻で候補から外しました。

現在住んでいるUR賃貸物件は、上の階や隣の部屋の住人の生活音が気になることがありますが、夜中に大音量で音楽を聴いたり奇声を上げたりする人がいなくて、ホッとしています。

将来の不安が少ない都市圏

「FIRE後は静かな海辺でのんびり暮らしてみたい」とお考えの方はいらっしゃいませんか?

実は私、今まで東京にも10年以上住んでいましたし、海や山など自然溢れる田舎に10年以上暮らしてきましたが、「都市圏の方が快適に、そして将来の不安なく生活できる」という結論に至りました。

今後さらに人口減少が進むと生活インフラに大きな支障が生じる地域が増えると思います。

  • スーパーマーケットなどの大規模小売店の撤退
  • 宅配サービス地域の縮小
  • 医療、教育水準の低下
  • 電気・ガス・水道・道路整備などの供給不安

人口減少社会となり貧しくなってきた日本では、こういった事象が大規模自然災害を引き金に一気に起こり得ると思います。

FIRE達成者に限らず、退職後に住む地域は、20~30年先を見据えて慎重に検討された方が良いと思います。


半年間住んで感じたUR賃貸の弱点

ここまでUR賃貸の良さをお伝えしてきましたが、残念な点も勿論あります。
それでもFIRE独身者や高齢者にとってメリットの多い物件なのは間違いないです。
超富裕層では無い庶民にとって「足るを知る」のスタンスが大切です。
多少の不便はあきらめた方が、結果として豊かな老後に繋がると考えてます。

火災保険未加入者が多いらしいですが…

UR賃貸に入居契約手続きする際に驚いたのが火災保険の加入が完全に居住者任せである点でした。

民間賃貸だと管理会社指定の「ぼったくり保険」へ加入しないと入居できないというケースも耳にするので、UR賃貸の対応は良心的だと思いました。

しかし、この機会に「失火責任法」という法律について調べた結果に驚きました。

「火事は誰でも起こし得る」という考えから、多くの庶民の破産することがないように、延焼先への賠償責任を免除する明治時代に作られた法律

結論:隣人が失火して私の部屋が延焼しても賠償義務がない。

つまり彼が火災保険に入っていて、UR賃貸に対しては十分な保証がされても、私には1円も支払われないのです。

結局、「UR賃貸の入居者に火災保険未加入者が多い」ということは日本の法律上、私には無関係。

つまり他人の失火による損害も、自分の火災保険でしか守れないという制度なのです。

日新火災の『お部屋を借りるときの保険 – 賃貸家財総合保険』に加入して「年間3,500円」支払っていますが、この保険だけが「泣き寝入り」状態の私を救ってくれるのです。

👉賃貸住宅向け火災保険|お部屋を借りるときの保険

この保険では以下の金額が保証上限となっており、私は十分満足してます。

  • 家財50万円
  • 残存物片付け費用(家財の10%=5万円)
  • 臨時費用(ホテル・引越し代:5〜15万円)

合計:60〜70万円程度が現実的な上限

そしてUR賃貸住民には一つ特典があって、もしも延焼被害などに遭って他のUR賃貸の物件に転居することとなった場合、今よりも家賃が安い物件を選ぶと現在の敷金が持ち越されて、「初期費用は一切不要」なんです。

もしも延焼被害に遭っても、断捨離の良い機会だと捉えて、この保険を選びました。

それ以外の生活費について、こちらの記事にまとめましたので興味がありましたらご覧ください。

チラシが郵便受けに「詰め放題」でしたが・・・、問題解決できました!

1階エントランスに設置されている各部屋用の郵便受け、これに投函されるチラシの量は暴力的です。
1週間も放っておくと郵便受けの中はパンパンになります。

大切な郵便物を不要なチラシと一緒に捨ててしまわないようチェックするのがストレスだったので、試しにステッカーを自作して郵便受けに貼ってみました。

効果はテキメンで、ここ1ヶ月で投函された「迷惑チラシ」は「不要品回収業者の訪問案内チラシ1枚」だけでした。

お困りの方は是非試してみてくださいね。

NHK訪問員も入り放題です

古いUR賃貸住宅にはセキュリティシステムが皆無で、誰でも玄関チャイムが鳴らせます。

また怪しい業者がフリーパスで玄関先まで来てしまうのは困ったもので、特にNHK訪問員には弱りました。

テレビを廃棄し受信契約の解約手続きをキチンと済ませて現在の部屋に転居した途端に、NHKから執拗なまでのDM攻撃+訪問員来襲、更には意味不明な本部からの電話で、遂には温厚な私を心から激怒させてくれました。

その件についてはこちらの記事にまとめましたので、どうぞご覧ください。

設備設置のサポートが…

UR賃貸に後付けで、温水便座やインターネット光回線などを自分で準備する際、おすすめのサイズやメーカー、機種を紹介してもらえるようなサポートは一切期待できません。

特にガスコンロの設置については、素人の私がガス漏れ事故を起こしそうになりました。

詳しくはこちらにまとめましたので、ガスコンロを自分で選ぼうとしている方は必ずご一読ください。

「足るを知る」の精神で、UR賃貸での暮らし、多少のデメリットには目をつぶる必要はあると思います。

まとめ UR賃貸はFIRE独身者に合理的

私が老後の生活拠点にUR賃貸住宅を選んだ理由についてまとめてみましたが、いかがでしたか?

「保証人不要」、「初期費用 実質無料」そして「更新料・家賃の値上げなし」のUR物件はFIRE達成した独身者の老後を考えると、極めて合理的な選択肢の一つです。

ご興味が湧いたら、ぜひUR賃貸のホームページでお気に入りの物件を探してみてください。

👉UR賃貸住宅|物件情報

今後は実際にUR賃貸住宅に住んでみた感想や日々の暮らしぶりなどについてお伝えしたいと考えています。

ご質問やご感想、リクエストなどございましたらどうぞお知らせ下さい。

追記 2026年4月 半年間の執筆休養期間を明けて

私ごとですが、皆さんにお役に立てるであろう情報発信を再開させて頂き1ヶ月が経ちました。

ブログのテーマを「UR賃貸での独身FIRE生活」に一新したところ、既に多くの読者の方にご覧頂いており、感謝申し上げます。

ところで、私の体調も少しずつ改善している理由の一つに、室内履きのスリッパを医療用サンダルに代えたおかげのような気がしてます。

\医療用サンダル「ウチッパ」を紹介します‼/


フランス発スポーツ用品の開発・販売を行う「シダスジャパン株式会社」が「日本人の室内履き用」に作った「ウチッパ」、私のように足腰に不安がある方にお薦めですよ。

特長は次の通りです。

  • 靴下を履いてないのに足先までポカポカにする血流改善の効果
  • 足の指先の解放感
  • 足音をZEROにする静音性能

賃貸住宅暮らしでは、騒音などのトラブルの原因にならないよう気を使いますが、この「ウチッパ」を履いている限り足音トラブルの心配はゼロとなったので、心身ともにQOLが向上しましたよ。

さすが1万円超えの医療用品だと感動しました。

これから夏に向けても重宝する逸品ですので、どうぞお試しくださいね。

最後までご覧いただき有難うございました。

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